投稿先ジャーナルの選び方
投稿先の選択は慣れてきても難しい
経験上、ハイインパクトなジャーナルなどに高望みしすぎると、リジェクトの山が増えるだけで、かつ論文作成時の投稿規定のしばりで、他のジャーナルに出しづらかったりします。ただ、やっぱり目標は高く持ちたいですし、そのバランス感覚は大切なのかも知れません。他の研究者に聞いても同じような意見だったので、基準を作るのは難しいのだと思います。
個人的には、老舗の雑誌を目標としています。以前の指導教授が自慢していたジャーナルも目標の1つです。ただ、投稿するだけで10000円くらいかかってしまうので、投稿すらできていない状況です。なかなかそこまでは辿り着きませんが、少しずつレベルアップしていくしかないかなと思います。その時の話題性やタイミング、選ばれた査読者によって状況は変わるので、執筆者側だけで判断できないファクターも大きいのかなと思います。
執筆時に投稿先は決めておく
ただ、闇雲に出しまくっても、なかなかアクセプトはされにくいと思います。その雑誌の特徴や主張のトーンなどもあるので、執筆時にいくつか候補を挙げておくのが良いと思います。たぶん書きなれてくると、これはこのあたりに出そうかなというイメージで書けるようになると思います。(そうは言っても、思い通りにアクセプトされることは少ないです)
Pubmedを使ってみる
いくつかリジェクトが続いたとき、投稿先を探す必要が出てきます。例えば総合誌に投稿していたけど、少し目先を変えて専門的な話題を扱う雑誌に投稿してみることなどもあると思います。雑誌のあたりがつかない場合は、とりあえずPubmedで自分の論文のキーワードを打ち込み、検索されてきた雑誌の中から選ぶこともあります。ただし、怪しいジャーナルもたくさん出てくるので、気をつける必要があります。
Journal finderを使ってみる
どうしても困ったら、Journal finderを使ってみることもあります。タイトルやアブストラクトを入力すると候補となる雑誌を検索してくれます。
Web of Science掲載のジャーナルを検索してくれる
エルゼビアのジャーナル検索
エナゴが提供するジャーナルファインダー
使ったことはありませんが、twitterで紹介されていました。
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