Methods


方法は、Resultsを参照しながらそれに対応する内容を記載していきます。基本的には「読者が再現できるように」が原則ですが、詳細すぎるのも良くありません。記載するか迷った場合は先行研究を参考にするとよいと思います。

詳細な方法記載が必要場合、Appendixなどにまとめるのも1つの手だと思います。 また、研究の定義もここで纏めておきます。研究では必ず何かを定義して、その基準を用いて結果を評価しているはずです。先行研究の定義があれば、簡易的な文章にまとめて文献を引用するのも良いと思います。 

統計解析は用いた解析、解析に組み入れた因子、使ったソフトウェア、P値の有意性の基準などを記載します。 倫理審査の有無、承認番号などもここに記載します。 


一般的にはdefinitionやstatisticsなどの小分類に分けることも多いので、全体のボリュームを考えつつ投稿先の論文を参照しておくと良いと思います。  

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/bpb/43/8/43_b20-00216/_html/-char/en 


【チェックリスト】 

 □読者が再現できる文章になっているか 

 □研究の実施期間などが明確になっているか

 □アウトカムなどの定義ができており、それが定義の項目にまとめられているか 

 □除外基準を明確に記載してあるか

 □統計解析の項で、用いた解析やソフトを網羅しているか 

 □倫理審査の必要の有無、あれば倫理審査番号を記載しているか

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