論文は英語で書くか、日本語で書くか
よくある議論ですが、やはり世界中の人に見てもらうために、英文で発信することを目指した方が良いと思います。
英語論文が掲載されると、海外から問い合わせが来たり、査読の依頼があったり、海外のジャーナルに論文が引用されたりと、わずかかもしれませんが自分の研究が世界の役に立っているという実感を持つことができると思います。
ただ、いきなり英語論文をチャレンジというのも指導者がいなかったりすると難しいと思います。私自身、最初の10報くらいは日本語で論文をアクセプトしてもらいました。最初は日本語でいくつか書いて、その後に英文をチャレンジしていくという流れでも全然良いと思います。
最初の日本語論文は薬剤師歴5年目でアクセプトして頂きました。当時は紙で印刷した論文を郵送して投稿しましたが、原稿全体が赤字で指摘されている状態で返送されてきました。たぶん却下レベルの論文だったのだと思いますが、何とか論文の体裁になるようにご指導いただいた当時の査読者の先生には感謝の念しかありません。
最初の英語論文は薬剤師歴15年目に日本医療薬学会の英文誌にアクセプトして頂きました。オープンアクセス誌で掲載料も結構しました。英文校正から掲載料まですべて自分負担でしたが、初の英語論掲載はとても嬉しかったです。
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